2.湧水コース (2013年第2号)

上湧下湧
上湧下湧

 散策善通寺2号で紹介するのは、善通寺市内のあちこちにある湧水を巡るコースです。金倉川の扇状地だった善通寺市の湧水を巡るために、まず善通寺駅より川下に位置する金蔵寺駅に行きます。そこを起点として、総本山善通寺に向かうコースです。金蔵寺駅の近くには、かつては氾濫を繰り返して龍川(たつかわ)と恐れられた金倉川の氾濫の名残り、ヨシ草原に向かいます。民家の近くを通るので、エチケットは守りましょう。ここからは南(上流)に向かいます。絶滅危惧植物オニバスの自生地として有名な前池の畔を過ぎると、名も知られない湧水が現れます。とても奇麗な湧水で、近所の子どもたちの夏の憩いの場になっています。さらに、高松自動車道の下をくぐって南に向かうと、上湧下湧というツウィンの湧水に出会います。ここも清冽な水を渾々とわき出す湧水として有名なものです。ここまでが、昔の金倉川の道筋だったといいます。

 上湧下湧はコースを西に取り、木熊野神社に向かいます。神社の前には堀出湧という湧水があり、そこの水で祭りの神具を洗う行事が行われます。そのすぐ西には、蛭子湧が水をわき出しています。このあたりは金倉川の扇状地の端に当り、地下を流れる川が湧水として出現します。もう、総本山善通寺はすぐそこです。

上から

ヨシ草原

湧水

上湧下湧

堀出湧

蛭子湧

湧水コース


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