7 古城コース(2014年第3号)

天霧城跡の連郭
天霧城跡の連郭

里山にねむる戦国の山城

 戦国時代、群雄割拠する武将たちは敵の侵入に備えて、こぞって詰めの城を造りました。その多くは領地を見おろす山に造られ、戦国の山城と呼ばれます。山城は本城のみでなく、それを守る枝城にも及ぶため、かなりの数が造られました。私たちが何気なく目にする山々の多くには、こうした戦国の山城跡が眠っているのです。

 山城は、籠城戦に備えて敵の攻撃を受け にくくする構造や水と兵糧を確保する構造を備えていました。主郭(本丸)は、敵の攻 撃を受けにくい両側が急崖になった山の尾根に築かれました。通路となる大手の尾根 には、建物や兵を配したた郭を連ねて (連郭)、敵の侵攻に備えました。また、郭 と郭の間に切堀(空堀)を設けて、堀に架かる橋を落として敵の侵入を妨げる防備と しました。こうした構造に加えて、天霧城は表口の大手の緩やかな尾根に対して、裏口である搦手には急峻な坂道を備え、 敵を寄せつけない構造になっています。

古城コース


仲村城跡(平安時代末期の武士の舘)

舘の周りをめぐる湧水

甲山

甲山城跡

古城コース


天霧城

天霧城跡大手
天霧城跡大手
空堀
空堀
搦手
搦手
井戸
井戸

善通寺から望む天霧山」
善通寺から望む天霧山
天霧山から望む善通寺
天霧山から望む善通寺

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